第47回牛久シティマラソン(2025年)

記録

牛久シティマラソン 10kmロード 39分35秒(ネット)

日時と天候

2025年1月13日(祝) 9時05分スタート

気温 4℃ / 天気 晴れ

この季節としては、穏やかな天候です。風がほぼないので、日向であれば、観客も寒さを感じなかったのではないでしょうか。

前日までの経過

つくばマラソンから2か月も立っていません。つくばマラソンでは、心肺機能が不十分ということで、練習では息が上がるまでスピードを上げて走ることを心掛けました。そのおかげで、1キロ4分の速度は随分と身近なものになりました。そんな訳で、38分台を目標として臨みました。ところが、3連休の最終日がレース本番だというのに、2日前にスピード練習を行なってしまいました。この歳になると、疲れは2日後にやってくるという事実を忘れてしまったのでした。

ウォームアップ

牛久シティマラソンに参加するのは久しぶりです。最後に走ったのは2011年でした。どんな会場であったかも忘れていました。会場の牛久運動公園に到着すると芝生の多目的広場の外縁をランナーたちが周回していました。大人だけでなく、小学生、中学生、高校生が多く参加するのが特徴です。牛久周辺の足自慢と言わないまでも、健康な児童、生徒が集まって走るのがメインで、大人のレースも競走というよりも地域の年始の集いといった趣です。

私も多目的広場を周り、身体を温めました。少し走ると鼻水が出て来ましたが、ティッシュを持っていませんでした。トイレを探していたら、土浦税務署の方がティッシュを配っていました。渡りに船とばかりに1つもらって、用事を片づけました。もちろん、納税はしていますよ。その後、広場に戻ってもう少し、速度を上げて走りました。最後にスピードを上げてウォームアップを終了としたときに、脚に疲労を覚えましたが、それは速く走ったからかなと思いました。

大きな大会のように仮設トイレがずらっと並べられているわけではなく、公園のトイレを使うか、公園の体育館のトイレを使うことになります。並ぶことになりましたが、支障はありませんでした。

レース

スタートの15分前にスタート地点に向かいましたが、既に多くのランナーが並んでいました。スタートとゴールの道幅が狭いのを忘れていました。また、牛久シティマラソンでは10 kmが最も長い距離ですので、通常はフルマラソンを走るような強者も10 kmにエントリーします。そのため、10 kmの部の参加者が多いのです。このランナーの集団に後方からかき分けて進むことになり、結果としては、「35分以上45分未満」のセクションの前の方で止まりました。招待選手から数えて10列よりも後ろです。

これが結局、仇となりました。スタートしてから500 mくらいは、ゆっくりのペースで走ることになりました。1キロ4分30秒くらいだと思いました。いきなりスピードを上げられない状況になりましたので、少しずつ前のランナーを抜きながら、1 km地点の標識を見つけました。時計を見ると、3分30秒でした。気づかないうちに、速く走り過ぎているのかと思いながらも、そのままの感じで走っていたら、次の2 km地点の標識では7分30秒でした。その間に陸橋をくぐったから、遅くなったのかも知れないと思い、できるだけペースを維持して走り続けました。

牛久シティマラソンは、主に、つくば学園西大通りをコースとして使います。10 kmの部ですと、ひたち野うしくの駅から常磐線の下をくぐり、牛久栄進高校まで走ると第1折り返しです。その後、再び、常磐線の下をくぐり、国道6号線を超えて東に1.5 kmくらい進むと第2折り返しです。このコース設定になってから、走るのは初めてでした。

第1折り返し地点を通過して、再び、陸橋に戻る前に5 km地点の標識を見たときには、1キロ4分に対して、25秒早いタイムでした。残りの5 kmで35秒を稼がなければ、38分台は実現できません。しかし、このとき、既に疲れを感じており、スピードを上げるための余力を残していませんでした。確かに、5 kmを19分台で走っているのですから、脚力を消費しているのは事実なのですが、使ってしまったというよりも、そもそも脚が重いという感覚でした。

帰りの陸橋をくぐるときも、脚の消耗を抑えるため、ストライドを小さくして、トルクを稼ぐという有様でした。なかなか1キロ4分を下回るのは厳しい状況のまま、第2折り返し地点を目指しました。自分として1キロ4分は余裕を持って走れると思っていたのですが、実際はそうではなく、1キロ4分を頑張って維持するに留まりました。速度を上げようとして、地面を蹴ってしまうことだけはしないように、着地に気を付けて丁寧に一歩を刻んでいきました。写真は帰りの陸橋を登り切った直後に国道6号を超えようとしているところです。

第2折り返しを過ぎた後も私の状況は変わらずでした。そのため、周りのランナーには少し離されてしまいました。国道6号線から、ゴールへ向かう道は住宅街にある2車線の道路、通称、運動公園通りです。そこが、500 mくらいあります。最後ですのでスピードを上げたかったのですが、脚に力がありませんでした。抜くことも抜かれることもなく、そのままゴールしました。

結果

ゴールタイムは39分35秒でした。つくばマラソンよりも早くゴールしたのですから、とりあえずの及第点ではあるのですが、目標は38分台ですから、残念な結果です。収穫としては、40分切りの力があるということを再確認できたことです。自分のランニングに関しては、今まで培ってきたことは実行しましたが、新しい何かは得られなかったと感じました。

反省点は2つあります。まず、レースの2日前にスピード練習を行なってしまったことです。やり過ぎたとまでは言いませんが、レースの準備として不要でした。次に、スタート時の位置取りです。これは、当日の気迫さえあれば何とかなりました。持ちタイムは39分台であるという客観的な証拠があるのですから、もう少し前に陣取るように努力すれば行けないことはありませんでした。ただし、これら2つを踏まえても、38分台には届かなかったと思います。若き日の自分を超えるのは簡単ではない、というのが本日の結論です。

参加証のタオルと豚汁ももらわずに、ゴールした後は、公園にも戻らず、そそくさと帰りました。身体の方は、そもそも疲弊するまで走るほどエネルギーが無かったようで、深刻にダメージを受けてはいないという感覚です。

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