第10回柏の葉パークマラソン~冷たい雨の中でPBを達成!
記録
フル 3時間4分41秒
種目別順位(40歳代の部) 6位/41人中、距離別総合順位 11位/141人中
日時と天候
2026年2月11日(祝) 10時00分スタート
気温 2℃ 天気 雨
前日までの経過
今回の問題は何と言っても天気でした。1週間前に確認したとき、その日だけ雨マークが付いていました。3日前に確認しても変わらず、前日に確認したときには、レースの時間帯だけきれいに雨が降るという予報になっていました。その前後1週間は雨マークなどないのに、まるでレースを邪魔するかのように雨雲がやってきたのです。気温も昼の時間帯で5℃前後とのことでした。
明らかに寒い中でのレースになります。自分の中のプランでは、エネルギー補給を増やして30km以降の失速を防ぎ、サブスリーを狙うつもりでした。しかし条件が悪ければ無理です。身体が冷えて体調を崩すくらいなら、出走取りやめもアリだと思い始めました。
ただ、雨予報でも実際には降らないことはよくあります。当日になるまで判断は保留とし、雨の中のレースを前提に準備をしました。当日の朝、つくばでは6時の時点で雨がギリギリ降っていない感じでしたが、7時には降り始めました。柏ではすでに降っているに違いありません。
しかし、このまま引き下がってしまっては何の進歩もありません。雨の中でも寒くても走れるかもしれません。やってみて無理なら棄権すれば良いだけです。誰かに無理強いされて走っているわけではないのですから、必要なのは自分の判断だけです。結論として、走ってみることにしました。
レース
会場周辺ではやはりしっかりと雨が降っていました。参加者が少ないため、エントリーや荷物置き場も全く並ぶ様子がありません。ゼッケンをTシャツに取り付け、その上から使い捨てのレインコートを着ました。また帽子をかぶりました。下半身はいつも通りの短パンとメタスピードです。
柏の葉パークマラソンは基本的に1周3kmの周回コースです。フルマラソンなら14周で42kmになります。周回コースの始点はメインストレッチ側にあり、残り195mを走るためスタート地点はバックストレッチのほぼ中央でした。スタート直前にスタート地点に行き、すぐに走り出しました。
いつもの通り、最初の5kmはウォーミングアップです。速くなり過ぎないよう注意しながら走りました。またコース自体も初見なので、様子を見ながら走りました。思ったより石畳の部分が走りにくく、水たまりがあちこちにあるため避けながら走らなければならず、しかも滑りやすい。想像以上に神経を使うコースだと感じました。しかし根本的にフラットである点は圧倒的に有利です。
今回は補給を厚くしました。1時間前にあんぱんを1個、10分前にもう1つ食べました。そしてエナジージェル5本と羊羹2本を持って走り出しました。勝田全国マラソンでは補給食が足りなかったことが失速の原因だと考えたからです。それ以外に3kmごとに給水ポイントがあるため(そもそも寒いので)脱水の心配もありません。
1周目を走っていると、2人のランナーが私を追い抜いていきました。速度差が大きかったので格上だと思い、追わないことにしました。2周目の折り返しで確認すると、数十mしか離れていません。3周目に入り身体が温まってきたところでこの2人を捉え、追い抜きました。しかし4周目に入ると1人が着いてきており、ほとんど離れていませんでした。4周目(12km)を終えたところで、18kmまでは体力温存だと思って走っていると前に出られてしまいました。別に彼に勝つために走っているわけではないので、自分のペースを維持していると自然に追いつきました。彼が速度を変えているのか、自分が気づかずに変わっているのか、そんなことを考えながら走っていました。すると、ふとコースを外れそうになりました。左に曲がるべき遊歩道を直進しそうになりましたが、すぐに気づいて戻りました。
ハーフまでは淡々と走りたかったのですが、彼と抜きつ抜かれつしていたので暇にならずに済みました。その途中、彼が私と同じようにコースを外れそうになったので、後ろから声をかけて事なきを得た場面もありました。30kmを迎えようとする頃、まだ彼と走っていました。「目標タイムはどれくらいですか?」と聞くと、「サブスリー」と苦しそうに返ってきました。私が「ですよね。でも、ここまではまだ実現できていますよ」と言うと、「はい」と答えてややスピードを上げて先行していきました。
今回の課題は、エネルギー補給を厚くして30km以降の失速を防ぐことでした。食料をエネルギーとして使うには時間がかかります。スポーツ飲料で15分、エナジージェルで30分、あんぱんで1時間と考えています。よってレース前半から補給し後半に備えました。2周(6km)ごとにエナジージェルを摂り、10km地点と20km地点で羊羹を1本ずつ食べました。スタート直前にあんぱんも食べていますので、勝田全国マラソンのときよりエネルギー量は増えています。だから今回は失速しないだろうと期待しながら30kmを迎えました。残り4周に入ったわけです。その段階では脚は動いているものの重くなってきました。残り3周ではスピードダウンが明らかになりましたが、完全に止まってはいませんでした。そんな状態でしたが、先行したはずの彼の姿がどんどん近づいてきます。そして速やかに抜き去りました。彼はその時点でエネルギーを使い果たしていたのでしょう。その後、ゴール後にも見かけませんでした。
私の方は、このまま維持できればという期待は打ち砕かれ、残り2周では完全に失速しました。遂には右脚のハムストリングスが攣りそうになりました。最後の1周は痙攣で走れなくなることを避けるだけで精一杯でした。ひっそりと耐えてゴールに到達しました。ゴールタイムは3時間4分でした。
| 計測ポイント | ラップ | スプリット | 平均ペース分/km |
| 5km | 21:26.0 | 0:21:26 | 04:17 |
| 10km | 20:36.0 | 0:42:02 | 04:07 |
| 15km | 20:42.0 | 1:02:44 | 04:08 |
| 20km | 21:01.0 | 1:23:45 | 04:12 |
| 25km | 21:10.0 | 1:44:55 | 04:14 |
| 30km | 21:23.0 | 2:06:18 | 04:17 |
| 35km | 22:09.0 | 2:28:27 | 04:26 |
| 40km | 24:00.0 | 2:52:27 | 04:48 |
| Finish | 12:10.0 | 3:04:37 | 04:57 |
振り返り
雨の降りしきる中、逡巡しながらも参加すると決めたレースでした。途中で止めることも自分に許していたため、当初の目標は掛け値なしに完走でした。しかし走り出してみると、案ずるより産むが易しとはよく言ったもので、寒さを忘れて再びサブスリーを目指してしまいました。
レインコートのおかげで体幹は冷えませんでした。脚も動いているため、水たまりに入っても冷えることはありませんでした。しかし手先は徐々に冷えていきました。25km過ぎには手袋に雨が浸透し、指に全く力が入らなくなりました。その結果、エナジージェルを開けるときには口を使うことになりました。最後の1本を開けるときには開け口があらぬ方向に走り、ほんのわずかしか開きませんでした。小さな穴から絞り出すようにして飲もうとしましたが、ほとんど出てきません。考えた末、開け口周辺を歯でもぎ取って穴を拡大し、どうにか飲み切りました。
コースが平坦であるため、ハーフまではサブスリーペースで走り切りました。さらに、厳密に計算してみると35kmまではサブスリーペースだったのです。しかし、35km以降は明らかに失速しました。この残り7kmをどうにかすることは、マラソンというゲームにおける本質ですから、見た目ほどサブスリーは近くないことはわかっています。逆の言い方をすれば、7kmで一気に4分41秒も遅れてしまったわけです。
これ以上の考察は次の考察に回したいと思います。
身体のダメージ
翌日、右足の膝の裏側の外側が痛くなりました。膝の周りを丁寧に触ってみましたが、どこかの筋肉や腱が痛んでいるわけではありませんでした。翌朝は歩くだけでも痛みを感じましたが、夜には忘れるほど回復しました。この痛みはランニング直後から顕著に現れ、回復が速いことから筋肉痛ではないと考えます。
勝田全国マラソン後には数日にわたり明らかに痛みを感じた縫工筋は、今回はさほど痛くありませんでした。坂の登り下りで負担をかけていたのかもしれません。その代わり、ハムストリングス(大腿二頭筋)に筋肉痛があります。失速した後に痙攣しそうになったこととも合致します。


