第33回坂東市将門ハーフマラソン大会(2023年)

記録

坂東市将門ハーフマラソン大会 5kmロード 19分01秒(グロス)、18分58秒(ネット) 40~49歳の部 5位

日時と天候

2023年11月12日 日曜日 10時10分スタート
気温12℃ 天候 曇り時々雨
寒いというレベルで、長袖シャツに手袋をして、走りました。レース中の雨は気にならないレベルでしたので、ほぼ影響はありませんでした。

移動

坂東市将門ハーフマラソン大会には過去に数回参加しています。会場の坂東市八坂総合公園陸上競技場までは車で30分ほどと近いです。1時間前に会場周辺に到着しました。会場周辺に無料の駐車場がたくさん用意されているのですが、大きな駐車場ではなく、主に公共施設の駐車場を借りているため、ギリギリに行くと会場から遠い駐車場に車を止めることになります。スタート1時間前を目指していたので案の定、近くの駐車場は満車でした。そこで、岩井小学校駐車場に車を止めることにしました。

ウォームアップ

そこから、ジョグでおよそ10分、距離にして1kmくらいで、会場に着いたのが9時30分でした。そこから、すぐにトイレに並んで9時50分。ウォーミングアップで岩井球場の周りを10分走りました。
今までだと、5kmのレースは自分の中で最初から全力に近い速度で走る感覚でした。その一方で、日常的には1キロ4分のランニングは行っていなかったので、ウォーミングアップで1キロ4分よりも速く走っていました。
今回は、それに対して、殊更にスピードへの準備を意識せず、ただ着地する位置に気を付けながら走りました。

レース

現実的な目標として19分00秒を設定しました。
将門マラソンは小さな大会ですので、5kmの部にエントリーしたのはおよそ700名とのことでした。スタート位置ではスタートラインから5mくらいのところに位置取りしました。スタートした直後から窮屈な思いをせずに、自分のスピードで走ることができました。無理のない範囲でスピードを上げていきました。と言っても、気を付けることは着地時の脚の引き付けです。着地の感覚として、脚が滑らかに着地し、スピードが落ちないように気を付けました。
時計を持っていましたが見ることなく走り続けて、2kmの距離の看板を見たときに、息が上がっていたので「まだ2kmか」と感じました。速く走りすぎだと思い、省エネのため脱力することに意識を割きました。この頃には、周囲のランナーも少なくなり、一定の巡航速度を維持しようとしました。折り返しを過ぎてからの直線区間も同じように走りました。
時計を見ずに走り続けたので、自分のスピードが目標に対してどうなのかということはわかりませんでした。そもそも、2kmより後の距離の看板は見つけられませんでした。よって、呼吸の様子を見ながら、無理のない範囲での最高スピードへ調整していきました。
残り1km付近から、下り坂があります。そこで、ブレーキをかけずにスピードを得ることができればタイムの改善が望めます。しかし、大幅にスピードを上げるということはせず、着地に集中し続けました。
最後の曲がり角を右に曲がると公園内です。公園に入ってからゴールまでは短く感じました。競技場に入ってからスパートをかけた感じです。激しい苦しさに耐えて走った感じではないと思っていましたが、ゴールした後に喉が痛いということに気が付きました。タイムは自分の時計で18分58秒でした。目標としていたタイム(19分切り)を実現できました。やはり、時計は見ない方が良いようです。

所感

2023年4月のかすみがうらマラソンでは、19分50秒でした。気候も違うし、コースも違いますので、定量的な議論はできませんが、50秒の短縮は気候とコースだけではできないと思います。自宅周りのコースを走ったときに、自分が1キロ4分で走る感覚に照らして、おおよそ予想通りの結果になりました。久しぶりに18分台で走れたということが、少なくとも自分の中で、重力マラソンの有効性を示す結果となりました。
途中で私を追い抜いて行ったランナーが明らかなストライド走法でした。相当なエネルギーロスをしながら、鍛えられた筋力と心肺でそれを実現していたはずです。結局、彼には追いつくことはできませんでしたが、強く地面を蹴ることで、パフォーマンスを上げるという観念が普及していることを再確認しました。

追記 翌日

上記を書いた後、記録証を印刷しようと思い、Webサイトにアクセスしたところ、40歳から49歳の部で5位だったということがわかりました。6位までは表彰されるので、入賞したのにすっぽかしたことになってしまいました。
レース後は、喉も痛いし、雨も降りだしたので、上着を着たら、真っすぐに駐車場へ戻りました。
今まで、このようなマラソン大会で入賞したことはなかったので、順位のことは全く頭にありませんでした。小さな大会の年代別とは言っても、名誉なことであるのは間違いありません。表彰される側の立場からの風景を見てみたかったですが、残念なことをしました。また、坂東将門ハーフマラソン大会の運営の方々にも申し訳ないことをしてしまいました。今回で最初で最後かも知れませんが、今後は良い走りができたときは、順位のことも気にしてみようと思いました。

自分のゴール直前のランニングの動画を見返してみたところ、前後のランナーと比較して、格段にゆっくり走っているように見えました。ゴール直前に大きく失速してしまった選手であるかのように錯覚しました。実際は、1キロ4分以上のスピードで走っているのですから、本人的にも、かなり急いでいるのですが、外から見ると、上下動が小さく、接地時間が長いことから、競歩のような印象を受けました。主観的な認識と客観的な印象の差が非常に大きいということを実感しました。やはり、他人のランニングを見て、そこから、ランニングメソッドを盗むのは、至難の業であるということです。

さらに追記 2023/12/23

本日、賞状が届きました。自分のせいで表彰式には出られなかったため、賞状も受け取れないのは当然と思ってましたので、完全に忘れていました。事務局の方にはお手数をおかけしました。