2024年5月26日 / 最終更新日時 : 2025年1月4日 つくばのしろうさぎ 理論「筋肉走り」のモデル化:重力ランニングからのアプローチ さて、当初の目標であった筋肉走りのモデル化に取り掛かります。重力ランニングのモデル化が前回で完了しました。これは、所定の速度において、仕事量を最小化したことを意味します。ここから、何かしらの無駄を追加していくわけです。 […]
2024年5月12日 / 最終更新日時 : 2025年1月4日 つくばのしろうさぎ 理論物理モデルの再構築:重力ランニングと筋力走りの統合的理解に向けて 筋肉走りのモデル化における困難 筋肉走りと重力ランニングの比較を行おうとしました。筋肉走りの物理モデルを作成して、重力ランニングのそれと比較しようとしました。ところが、筋肉走りの物理モデルの作成は難しいということがわかり […]
2024年3月31日 / 最終更新日時 : 2025年1月4日 つくばのしろうさぎ 理論脚の質量の影響:ランナーの脚は細い方がいいのか? 重力ランニングにおいて、最適点が存在すること、および、最適点の付近であれば、およそ効率的なランニングと言えることがわかりました。 もう1つ確認しておきたいことがあります。それは、脚の質量によって最適点がどのように変わるか […]
2024年3月17日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論最適点からの逸脱の影響はいかに?重力ランニングのゆとり 前回の記事では、離地の瞬間の身体の傾きθ2と滞空時間の組み合わせを介して、速度Vと全体の仕事Wの関係性を明らかにしました。こうして、各速度Vにおける極小の全体の仕事Wを示しました。 これで重力ランニングの最適点はどこにあ […]
2024年3月16日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論遂に到達!速度と仕事の関係から導く、ランニングの最大効率 前の記事では、離地の瞬間の身体の傾きθ2を大きくしていくことで、速度Vが増加し、ストライドが拡大し、ピッチが減少することがわかりました。また、滞空時間を0.20sから0.16sへ短縮することで、ランニングの全体の仕事Wが […]
2024年3月3日 / 最終更新日時 : 2024年5月28日 つくばのしろうさぎ 理論重心の高さで速度が変わる?ストライドとピッチの関係を明らかに 従来hは重心の高さの初期状態としていました。それは、自然に考えると人間の立位における人間の身体の重心の高さということになります。つまり、脚を伸ばした状態と想定していました。しかし、上の図に示すように、実際には、離地する寸 […]
2024年2月18日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論着地の仕事を含めてませんでした。重力ランニングの再評価 ここまで、重力ランニングのモデル化を進めてきました。脚の入れ替えを含めて、ランニングエコノミーを数値化できました。考え方が出来上がってきたので、シミュレーションの精度を高めようとしました。その中で1つ大きな間違いがありま […]
2024年2月4日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論入れ替え時の脚の上下動がランニングに与える影響を解明 水平方向の脚の入れ替えサイクルを表現することができました。しかし、人間の脚の入れ替えには脚の上下動が伴います。本記事では、この上下動を物理モデルで表現してみたいと思います。 接地点の定義 これまで、脚の重心が水平方向に動 […]
2024年1月20日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論脚の入れ替えにかかる仕事を物理モデルで分析 滞空時間を短くすることで、エネルギー効率が向上することが示されました。その代償として、ピッチが上昇することもわかりました。すると、直感的に、ピッチが高くなるときつくなる、とランナーなら誰しも思うことでしょう。本記事では、 […]
2024年1月8日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論遂に滞空時間を短縮!長距離走における効率が改善 いよいよ滞空時間それ自体を短くしてみましょう。滞空時間を短くするとは、重力ランニングにおいてどのようなことを意味するのかを確認しておきます。 従来の走り、通称筋肉走りでは、一歩を前方斜め上向きの跳躍と捉えます。つまり、脚 […]