2023年12月31日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論脚が長くなったら速く走れる?重心の高さとランニングの関係 接地時間を長くする方法として、重心の高さhを増加させてみます。 重心の高さの増加が意味するもの 重心の高さhが増加するということは、ランナーの背が高くなることだと考えてください。決して背伸びをして走るとか、前かがみの姿勢 […]
2023年12月24日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論身体の傾きを拡大するとどうなる?ランニングエコノミーの可視化の試み 身体の傾きθの範囲を拡大する 滞空時間を短くする方法は2つあります。1つは本当に滞空時間を短くする方法、もう1つは接地時間を長くする方法です。今回は後者を調査してみます。 接地時間を長くするには、また、2つの方法がありま […]
2023年12月17日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論重力ランニングの3つの原則:重力を味方につけるランニング理論 重力ランニングの理論を作り上げていく上で、私が原則と考えているものが3つあります。それを紹介します。具体的な理論を組み上げていく際に、進むべき方向性が複数あるときがあります。そのようなときは、これらの原則に則って判断して […]
2023年12月17日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論滞空はピッチを抑えるが速度を落とす?ランニングの際の滞空の効果と課題 滞空はピッチを抑えるために仕方なく導入することを確認しました。では、滞空を挟むことでどれほどピッチが抑えられるのかという点が気になります。また、言うまでもないことですが、滞空中は重心が自然落下します。このため、滞空時間に […]
2023年12月10日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論重力による加速を続けた結果、〇〇が大変なことに これまでは、片脚が接地している状態で重心を水平方向に移動させるという条件において、力の釣り合いを議論してきました。つまり、ある瞬間だけを見ているわけで、時間の広がりはありませんでした。ここからは、一歩の接地から離地の間で […]
2023年12月2日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論重力ランニングの速度制限:筋力と収縮速度の関係を理解 速度が増加するほどに筋力が足りなくなる 重力ランニングにおいて推進力の元になっているのは重力です。筋力は重心の位置エネルギーを維持するために、重心を押し上げるのみです。しかし、速度が増加するほどに、この押し上げを速く行わ […]
2023年12月2日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論身体の傾きと走行抵抗のバランスで巡航速度が決まる このブログでは、ランニングというワードを使っていますが、それはマラソンに代表される長距離走を主として意味しています。長距離走においては、その距離のほとんどを一定の速度で巡航します。スタート時の加速は重要ではありません。そ […]
2023年11月23日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論走るときに重力を味方にするには?身体の傾きと3つの力の関係 ここまで、筋力を発揮して、どの程度身体を押し上げれば良いのかを示しました。重心が水平方向に進むように筋力を発揮するというのが結論でした。それでは、その筋力とはどのくらいなのでしょうか。物理層の議論で登場するのは、重心と地 […]
2023年11月19日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論ランニングの筋力の最適値とは?重心を持ち上げないのがコツ! ここまでに、ランニングが筋力→位置エネルギー→運動エネルギーという変換過程であることを見てきました。それでは、速く走るためには、どうすれば良いでしょうか。速く走るとは、運動エネルギーを稼ぐことです。運動エネルギーを得るた […]
2023年11月11日 / 最終更新日時 : 2025年1月5日 つくばのしろうさぎ 理論位置エネルギーと運動エネルギーの変換をマスターして効率的に走る 人間が筋力で前方へ進んでいると思っている人は多いのではないでしょうか。「筋力で前方へ進む」は正しいですが、これが「地面を後方に蹴ることで進む」となると正しくないことを理解している人は圧倒的に少数です。それでは、人間が「筋 […]